wpmaster/ 4月 9, 2020/ 求職者様
はじめて転職活動をする人にとっての不安材料の1つが、「面接対策はどう取り組めばいいのか?」ではないでしょうか。
確かに、転職における面接は新卒の面接とはいくつか違う点もあるため、事前にポイントを押さえておくことが成功のための最大のカギとも言えます。
ずばり、成功のためのキーワードは、『エージェント』、『熱意』、『スキル』の3つです。
1.転職エージェントを最大限に活用する
転職サイトに登録すると、転職エージェントと呼ばれる転職のプロから連絡が来ます。
転職活動の始めから終わりまでをサポートしてくれる頼もしい味方です。中でも、面接に関するアドバイスも受けられることは、転職初心者にとってかなりありがたいことでしょう。『あなたの場合は正社員のキャリアが少ないので動機をこうした方がいい』、『この企業は○○な人材を欲しがっているから積極的にアピールするべき』といった個人に合わせたアドバイスを受けられます。こちらから疑問点や不安点を聞いたりして、最大限に活用することで面接本番への周到な準備ができるはずです。
ただ、転職サイトの中にはエージェントサービスがないサイトもあるので、事前にサービス内容を確認しておきことが大切です。付け加えておくと、エージェントのサービスがない転職サイト=優良な転職サイトではない、というわけではないので勘違いしないように注意してください。
2.熱意(本気度)を伝えるための工夫
面接は採用担当者と直接顔を合わせる場です。どれだけ素晴らしい実績を持っていて容姿端麗な人物でも、採用担当者に「絶対にこの企業で働きたい!」というこちらの熱意が伝わらなければ採用には至りません。面接で熱意を伝えるために押さえておくべきポイントは以下の3つです。
○『絶対に第一志望』であることをアピールする
○「御社でしかできない(やりたい)業務がある!」とアピールする
○その企業が求めている人材に合ったスキルや人間性を持っていることをアピールする
これら3つを志望動機、自己PR、質問への返答に上手く織り交ぜることが重要です。気を付けるべき点としては、熱意を伝えようと思いすぎて焦ってしまわないことです。アピールしようと頑張り過ぎて、面接官の話をさえぎったり、早口になったりしてしまうと、マイナスの評価につながる恐れがあります。
3.目に見える実績・スキルを準備する
面接の際、口頭だけで「私は××が得意なのでそれを活かして御社に貢献します。」、「長所は○○なので営業には自信があります。」などとアピールしても、説得力に欠けます。採用の確率を上げるには、もっと具体的に伝えられることが重要です。たとえば、得意なことを目に見えるスキルとして証明するために資格を取得したり、長所を活かして成功した仕事でのエピソードを紹介したり、過去の実績を数字やデータで示したり、といったことです。
これらは一朝一夕で作れるものではないので、転職活動を始めてからすぐにでも取り組み始めるようにしましょう。
失敗の経験は『次』に生かす!
これらのポイントを押さえてどれだけ周到に用意をしたとしても、100%面接に受かるわけではありません。むしろ、何度か失敗して悔しい想いをする人の方が多いかもしれません。ただ、その失敗は、次の面接を成功させるための糧となります。
「熱意をもっと伝えるにはどんなPRをすればいいか」、「話が長すぎて志望動機が曖昧だったかもしれない…」といったように、自分の面接で足りなかった点をしっかりと分析しましょう。頭で考えるだけでなく、反省点をメモに取って記録したり、エージェントや転職経験者の友人・知人に模擬面接をしてもらったりするとより効果的です。